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中国刑務所の奴隷製品 世界各地に輸出

2012年03月02日

 

【新唐人日本2012年3月2日付ニュース】中国国内や海外で知られているブランド製品が、中国の刑務所の奴隷労働で作られているとしたら、消費者はどのように思うのでしょうか。中国の刑務所や強制労働収容所では、海外輸出用のスポーツ用品や電化製品の部品なども作られているそうです。カナダ政府の救援によってカナダに渡った上海の林鳴立さんからお話をうかがいました。


林さんは、江蘇省のある金属製品会社の上海事務所の元マネージャーでした。1999年以降、法輪大法の修煉を放棄しなかったため、当局による洗脳や強制労働などの迫害を受けました。

         

江蘇省の大豊強制労働収容所に投獄されていた2年間は、毎日14時間の強制労働を強いられ、輸出用のサッカーボールを作っていたそうです。


カナダ法輪功学習者 林鳴立さん

「国内国外用両方ありました。欧州に輸出するようでした。英国やドイツなど、プロ用(ボール)でしたが、手作業で作りました。両手は大根のように腫れあがりました」


2005年、林さんは深夜に押し入った警察に強制連行され、再度6年判決を受け、悪名高き上海提藍橋刑務所に投獄。ここでも、奴隷のような労働を強いられ、林さんは、変圧器を生産する第1監区に監禁されていたそうです。


カナダ法輪功学習者 林鳴立さん

「6時過ぎから夜の8時半まで、忙しくなると残業です。変圧器を作っていました。台湾向けだったそうです。製品は外部で包装します。ラベルは私たちには見せません、

ばれるのが怖いからです」


林さんによると、刑務所の第4監区は対外的には“服装工場”と名乗り、2001年の華東地区の警官の制服は全部こちらで生産したそうです。また、第2監区ではブランドの石鹸などを生産し、他の監区でも雑貨などを生産。強制労働を強いられるのは不法判決を受けた法輪功学習者だそうです。


中国当局は刑務所での強制労働を禁じると公言したものの、全国各地のほとんどの刑務所では強制労働で収益をあげているそうです。


新唐人テレビがお伝えしました。



www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/03/01/a666627.html.  (中国語)



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